VMware Lightwave の、ドメインコントローラとクライアント(ドメイン参加しているサーバ)ですが、
それぞれのサーバで vmafd-cli コマンドを実行することで確認できます。
これのコマンドは、 Lightwave の RPM をインストールすると一緒にインストールされる
vmware-afd-client という RPM に含まれます。
「afd」というのは、VMware Authentication Framework Service のデーモンということのようです。
root [ ~ ]# rpm -qf /opt/vmware/bin/vmafd-cli
vmware-afd-client-6.0.0-0.x86_64
Lightwave ドメインコントローラ側の見え方。
「photon-lw01」 というホスト名の Photon Linux を Lightwave ドメインコントローラにしています。
root [ ~ ]# uname -n
photon-lw01
root [ ~ ]# cat /etc/photon-release
VMware Photon Linux 1.0 TP1
root [ ~ ]# rpm -qa | grep lightwave
vmware-lightwave-server-6.0.0-0.x86_64
vmafd-cli get-domain-state ~ というコマンドで確認すると、
「Controller」 と表示されます。
そして、ドメイン名が「lightwave.local」 だということもわかります。
root [ ~ ]# /opt/vmware/bin/vmafd-cli get-domain-state --server-name localhost
Controller
root [ ~ ]# /opt/vmware/bin/vmafd-cli get-domain-name --server-name localhost
lightwave.local
root [ ~ ]# /opt/vmware/bin/vmafd-cli get-dc-name --server-name localhost
photon-lw01
ドメイン参加しているクライアント側の見え方。
lightwave.local ドメインに参加している、「photon01」というホスト名の Photon を見てみます。
root [ ~ ]# uname -n
photon01
root [ ~ ]# cat /etc/photon-release
VMware Photon Linux 1.0 TP1
root [ ~ ]# rpm -qa | grep lightwave
vmware-lightwave-clients-6.0.0-0.x86_64
こちらは、vmafd-cli get-domain-state コマンドで「Client」と表示されます。
そして参加しているドメイン名と、ドメインコントローラもわかります。
root [ ~ ]# /opt/vmware/bin/vmafd-cli get-domain-state --server-name localhost
Client
root [ ~ ]# /opt/vmware/bin/vmafd-cli get-domain-name --server-name localhost
lightwave.local
root [ ~ ]# /opt/vmware/bin/vmafd-cli get-dc-name --server-name localhost
photon-lw01.godc.lab
ちなみに、RPM インストールしただけの状態だと、
vmafd-cli を実行してもまだエラーになるだけです。
root [ ~ ]# /opt/vmware/bin/vmafd-cli get-domain-name --server-name localhost
Error 1021: Could not connect to the local service VMware AFD.
Verify VMware AFD is running.
こちらもどうぞ・・・
VMware Lightwave をためしてみる。Part 1(Lightwave Server インストール)
VMware Lightwave をためしてみる。Part 2(Lightwave Client インストール)
VMware Lightwave をためしてみる。Part 3(Lightwave のユーザ作成)
以上。Lightwave ドメインコントローラとメンバの見分け方でした。