自宅ラボの vSAN のキャッシュ ディスク容量について考える機会があり、
ためしに、vROps(vRealize Operations Manager)で、vSAN を見てみました。
今回は、vROps 7.5 で、vSAN 6.7 U1 を表示しています。
vROps では、vSAN アダプタを設定ずみです。
vROps では vSAN のモニタリングも可能で、
よく話題になる、ディスク グループの書き込みバッファの空き容量(%)が確認できたりします。
それでは、キャッシュ ディスクの推奨サイズを確認してみます。
「環境」→「すべてのオブジェクト」を開きます。
「すべてのオブジェクト」→「vSAN アダプタ」→「キャッシュ ディスク」配下の
キャッシュ ディスクを選択します。
ESXi ホストに 128GB のキャッシュ用SSDが搭載されていることがわかります。
キャッシュ ディスクを選択した状態で、
「すべてのメトリック」→「キャパシティ分析が生成されました」→「ディスク容量」
を開いて、「推奨サイズ(GB)」をダブルクリックすると、推奨サイズのグラフが表示されます。
この環境だと 59.62GB が推奨のようなので、キャッシュ ディスクの容量は十分なようです。
ちなみにキャッシュ ディスクの情報は、下記のように「vSAN およびストレージ デバイス」
からでも表示できます。しかしキャッシュ ディスクだけを見る場合は、今回のように
「すべてのオブジェクト」からのツリーのほうが確認しやすいかなと思います。
ちなみに、ドキュメントにも一応 vSAN のメトリックが記載されています。
(ただ、実機と一致はしていないような気も・・・)
まだ vROps をデプロイ&情報収集を開始してまもない状態の情報なので、
令和になったらまた見てみようと思います。
以上、vROps で vSAN キャッシュ ディスクの推奨サイズを見てみる話でした。