さっそく、ESXi 5.5 をインストールしてみました。
インストール手順や画面は5.1とほぼ同じですが、HW要件の注意が必要です。
5.1 まではメモリ2GBあればインストールできましたが、
ESXi 5.5 からは 最低でも4GBないとインストールできません。
CPUは、従来通り2コアあればイストールできました。
vSphere Client も、5.5用のものが用意されていて
ESXi 5.5 に接続するときはアップグレードが必要です。
ログイン画面には、5.0までの機能が使える
(5.1からの新機能はWebClientからしか使えない)という案内が表示されます。
仮想マシンをvSphere Client で作成してみたところ、
デフォルトだと 仮想マシンバージョンは8(ESXi 5.0 相当)でした。
仮想マシンを右クリックして「仮想ハードウェアのアップグレード」すると
一気にバージョン10になります。
ESXi 5.5 + vSphere Clientでは バージョン9(vmx-09)にはできないようです。
仮想マシンバージョンを上げることで、
仮想マシンに設定できるHWリソースの最大値が上がったり、対応OSが増えたりします。
「仮想ハードウェアのアップグレード」を選択すると、
確認画面には「バージョン 10 以上にアップグレードされます」と表示されます。
「はい」をクリックすると バージョン10 になります。
バージョン10は、vmx-10 と表示されます。
vSphere Clientでは、仮想マシンをvmx-10にすることは可能ですが
一度バージョンを上げてしまうと、「設定の編集」ができなくなってしまうので要注意です。
Web Clientからは、vmx-09 (選択画面では「ESXi 5.1 以降」)を選択することができます。
当然ですが、vmx-10(ESXi 5.5 以降)にもできます。
※Web Client を使用するには、vCenter 5.5が必要です。
以上、ESXi5.5の仮想マシンバージョンの話でした。