ESXiで問題が起きた時に、システムログ(ログバンドルや、vm-supportと呼ばれるファイル)
を取得することが多いと思います。
vSphere Client であれば、
「ファイル」 → 「エクスポート」 → 「システムログのエクスポート」
のあたりで取得できるログファイルです。
今回は、これを PowerCLI の、Get-Log コマンドレットで取得してみました。
ちなみに、バージョンはPowerCLI 5.1 Release 2です。
PowerCLI> Get-PowerCLIVersion | select UserFriendlyVersion
UserFriendlyVersion
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VMware vSphere PowerCLI 5.1 Release 2 build 1012425
ESXi のシステムログ取得(PowerCLI編)
あらかじめ、Connect-VIServerでvCener か ESXi に接続したうえで、
下記のようなコマンドラインを実行します。
Get-VMHost <取得対象のESXi> | Get-Log -Bundle -DestinationPath <ファイルの出力先フォルダ>
コマンドラインを実行すると、下記のようにゲージが進み、
tgz(tar + gzip)で圧縮されたログファイルがダウンロードされます。
vCenter や ESXi にSSHログインして取得する場合とは異なり、UUIDが含まれるファイル名になります。
ちなみに、同じESXi からGet-Logするたびに、ファイル名のUUID部分は変わります。
※ほかの方法で取得する場合は、ファイル名にESXiのホスト名やvCenterのインベントリ登録名が含まれます。
PowerCLI 慣れしている人には、vSphere Client などを使用するよりも便利だと思いますが、
ちょっとファイル名がイケていない気がします。
→ ファイル名にESXiのホスト名&タイムスタンプがつく PowerCLI スクリプト作ってみました。
以上、PowerCLI で ログバンドルを取得してみた話でした。