4月28日リリースされましたvSphere 5.1 Update1の中から、vCenter 5.1をUpdate1にアップグレードした場合、vSphere ClientやWeb Clientへログイン出来ない恐れがあるとのアラートが公開されました。
内容としては、SSO Identityソースとして利用しているvCenterログインアカウントがマルチドメインに渡り、19以上のドメイングループに所属してしる場合、発生する恐れがあるとのことで、現在修正パッチを準備中とのことです。
This issue can occur if the specified vCenter Server login domain user account is associated with a large number of domain groups and multiple domains are configured as SSO identity sources. The precise number of groups at which this issue can occur varies due to the nature of Active Directory internals. However, it is more likely to occur once domain-group membership for an account exceeds 19.
上記のようなアカウントを利用している場合は、本issueが修正されるまで、Update1にアップグレードしないように勧告しています。
もし既にアップグレードした場合は、①vSphere Clientログイン時、"Windows セッションの認証情報を使用する(W)"にチェックを入れてログインするか、②アカウントが所属しているドメイングループ数を減らすようにとしています。
詳細な内容は、KB2050941をご確認ください。