このポストは
vSphere AppHA への道。Part 3. Hyperic への VC 登録
のつづきです。
今回は、Web Client で
AppHA の仮想アプライアンス(OVA ファイル)をデプロイします。
セットアップ手順の流れ
- Hyperic の vApp デプロイ
- Hyperic のセットアップ
- Hyperic への VC 登録
- AppHA の OVA デプロイ ★←今回はここ
- AppHA と vSphereHA のセットアップ
- Hyperic エージェントの導入
- AppHA ポリシーの作成
- AppHA ポリシーの割り当て
手順
Web Client にログインして、
デプロイ先のインベントリオブジェクトを
右クリック→「OVF テンプレートのデプロイ」をクリックします。
OVA ファイルを指定して「次へ」をクリックします。
今回は、MyVMware からダウンロードした
AppHA-1.1.0.188-1711850_OVF10.ovaファイル(AppHA 1.1)を使用します。
「追加の構成オプションの承諾」をクリックすると
「次へ」をクリックできるようになります。
EULA の承諾 では、
「承諾」をクリックすると「次へ」進めるようになります。
「名前」には、AppHA の 仮想マシン名 を指定します。
今回は、デフォルトのまま「vSphere App HA」にしています。
そして、デプロイ先の データセンタ もしくは 仮想マシンフォルダ を
指定して「次へ」をクリックします。
デプロイ先の ESXi を選択して「次へ」。
今回は動作検証するだけなので、
仮想ディスクのフォーマットは 「Thin Provision」 にしました。
デプロイ先の データストア を選択して「次へ」。
VM を接続するポートグループを選択して
「次へ」をクリックします。
AppHA に設定する 管理ユーザ(root)のパスワードと、
ネットワーク設定情報を入力します。
vCenter Extemsion vService 登録の確認画面が出るので「次へ」。
設定内容を確認して「終了」をクリックするとデプロイが開始されます。
「vSphere App HA」という VM がデプロイされました。
これも 仮想マシン バージョン がデフォルトだと 7 なので、
起動する前に 10 にアップグレードしておきます。
「vSphere App HA」→「すべての vCenter アクション」→
「互換性」→「仮想マシンの互換性のアップグレード」を開きます。
アップグレードするか確認されます。
互換対象は「ESXi 5.5 以降」(VM バージョン 10)にしておきます。
「VM バージョン 10」になりました。
※ちなみに、このバージョンは vSphere Clinet だと vmx-10 と表示されます。
このあとは、AppHA と vSphereHA のセットアップ をします。
まだ続く・・・