最近話題の vCenter Log Insight をデプロイしてみました。
Log Insight についてはこちらを参照・・・
http://www.vmware.com/jp/products/vcenter-log-insight
Log Insight は、VMware 製のログ収集&解析ツールで、
近いものとしては、Splunk や fluentd などが挙げられると思います。
今回使用したバージョン
VMware-vCenter-Log-Insight-2.0.3-1879692_1.ova
※OVA ファイルは、MyVMware から入手できます。
Web Client からデプロイ
Log Insight は 仮想アプライアンスの OVA ファイルとして
提供されているので、そのファイルを
Web Client(または vSphere Client)からデプロイするだけで使用できます。
今回は Web Client で「OVF テンプレートのデプロイ」してみます。
デプロイする OVA ファイルを選択します。
「追加の構成オプションの承諾」にチェックを入れると
次へ進めるようになります。
EULA の承諾 画面で、「承諾」ボタンをクリックすると
「次へ」進めるようになります。
デプロイする VM の名前は、デフォルトのまま
「VMware vCenter Log Insight」にしました。
デプロイ先のデータセンタ か フォルダを選択して「次へ」。
VM の構成を選択します。
今回は一番小さい「Extra Small」にしてみました。
2vCPU、メモリ 4GB、仮想ディスク 132GB になります。
デプロイ先のリソースを選択します。
例では、ESXi を選択しています。
仮想ディスク フォーマットは
動作確認目的なので「Thin Provisison」にしました。
仮想ディスクのサイズは 132GB ですが、
Thin 形式であれば 5GB くらいあればとりあえずデプロイできます。
Log Insight の VM を接続するポートグループを選択します。
Log Insight の VM に設定するネットワーク構成情報を入力します。
- ホスト名
- IP アドレス
- サブネットマスク
- デフォルトゲートウェイ
- DNS サーバのアドレス
この画面で、root パスワードも設定します。
確認して「終了」をクリックすると、デプロイが開始されます。
デプロイされた VM は Extra Small だと
仮想マシンバージョンが「7」なので、バージョンアップしておきます。
仮想マシンバージョンは、
「ESXi 5.5 以降」(vmx-10)にしておきます。
Log Insight の VM を起動します。このような起動画面です。
初回起動は少し時間がかかるようなので、しばらく待ちます。
起動すると、このような画面になります。
上の画面で「ALT + F1」キーを押すと、コンソール画面を表示してログインできます。
ちなみに OS は SUSE Linux です。
Web ブラウザでアクセスすると、
Log Insight のセットアップ画面が表示されます。
セットアップにつづく・・・
以上、Log Insight のデプロイでした。