これまで、vRealize Log Insight を使用して
ためしに自分のログイン履歴を見てみました。
今回は、Interactive Analytics での分析結果を、ダッシュボードに追加してみます。
※今回も、Log Insight 2.0 を使用しています。
前回までのポストは・・・
Log Insight で vSphere ログイン監査。第1回(Security Dashboard から Interactive Analytics)
Log Insight で vSphere ログイン監査。第2回(Interactive Analytics での対話)
Interactive Analytics からのダッシュボード新規作成とチャート追加
Interactive Analytics のチャートをダッシュボードに追加するには、
画面左上の「Add to Dashboard」をクリックします。
今回は「New Dashboard」を選択して、ダッシュボード自体も新規作成します。
新規作成するダッシュボードの名前を入力して、「Save」します。
ダッシュボード名は、日本語でも大丈夫そうです。
作成したダッシュボードが選択されています。
今度は、追加するチャートの名前を入力します。チャート名も、日本語が使えました。
Notes には、なんとなくチャートの説明を記載してみます。
「Add」ボタンで、チャートが追加されます。
追加したダッシュボードを見てみる。
チャートを追加したダッシュボードを見てみます。
「Dashboard」 →画面の「VMware ‐ vSphere」のあたり →「My Dashboards」 を開くと
自分で作成したダッシュボードが表示されます。
My Dashboards を開いたら、
作成したダッシュボード(今回は「ログイン監査ダッシュボード」)をクリックします。
追加した「自分のログイン履歴」チャートが見られました。
このチャートは、横幅を広げたり、タイトルバーをドラッグして並べ替えることもできます。
ためしに、例の赤枠のあたり(Click to expand widget)をクリックして
チャートの幅を広げてみます。
広がりました。
チャート追加の時に入力した「Notes」は、「i」 マークをクリックすると表示されます。
追加したチャートは、表示期間を変更したり、
「Add Filter」 で集計するログの抽出条件を追加してすることができます。
下の例では、ためしに表示期間を変更してみました。
ダッシュボードへのチャート追加。
さらに、ウィジェット(ダッシュボードにチャートやログの抽出結果など)を追加してみます。
赤枠のあたりのボタンのからでも、ウィジェットを追加することができます。
※ちなみにこれは、前回のポストで作成した分析結果の画面です。
チャート(Chart) ウィジェットとして追加したり・・・
Interactive Analytics 画面の下にあるように、
ログの抽出結果を表形式(Field Table)で追加したりできます。
上記の2つのウィジェットを追加して、ウィジェットの幅を調整するとこのようになります。
簡易的な、ログイン監査ダッシュボード っぽいものができました。
表示されていた分析結果をもとに「Interactive Analytics」の画面を開いて、
更に分析をすることもできます。
チャートの虫眼鏡のマークをクリックすると・・・
「Interactive Analytics」の画面が開きました。
今回のポストでは、vCenter へのログイン履歴しか見ていませんでしたが、
工夫次第で、たとえば ESXi や BDE(Serengeti)などのログイン履歴なども
一つのダッシュボードにまとめてログイン監査したりできそうです。
Log Insight については、下記もどうぞ。
vCenter Log Insight に VC 追加登録。
vCenter Log Insight を VCOPS と統合してみる。
以上、Log Insight でログイン履歴を見てみる話でした。