2015年7月8日開催の、VMware vCloud Conference 2015 (東京会場)に行ってみました。
なんと vCloud Air オンリーイベントです。
だいたいの内容は、下記のような感じだったと思います。
- 現状の vCloud Air の概要の説明 / Demo
- ユーザ事例
- 最近(2015年6月)に発表されたサービス拡張の説明
(主に Advanced Networking Service、VPC OnDemand、DR の機能拡張) - これからのロードマップ
- ハンズオン(盛況すぎて行けませんでしたが)
- Air の詳しい人に色々と質問できる(Ask the Expert ブースなど)
個人的には、VPC OnDemand が気になりました。
VM に対して分単位課金のサービスらしいので、AWS 的な感覚で
「ためしに」で使えるのではないかと期待しています。
そして VPC OnDemand の「OnDemand 料金計算ツール」も用意されています。
http://vcloud.vmware.com/jp/service-offering/pricing-calculator/on-demand
ちなみに無償キャンペーンがありますが、
日本ロケーションはもうすぐ(7月中に?)オープンする予定とのことです。
http://vcloud.vmware.com/jp/service-offering/special-offer
それとは別に、今回参加して印象に残った話を 3つほど。(新情報というわけではないですが)
- Air への移行では、移行元の vSphere(vCenter / ESXi)バージョンよりも
仮想マシンバージョンを気にすべし。バージョン4(vmx-04)であれば Air に移行できる。
バージョン4 は、ESX 3.0 の頃に登場したものなので、けっこう前の VM でもいけるはず。 - DR(Disaster Recovery / 災害復旧サービス)では vSphere Replication が使われる。
(vR はこれからもっと流行るのでは?) - VMware Workstation 11 で、vCenter だけでなく Air にも接続できるらしい。
「本番環境の障害 VM を Workstation で解析」とかのユースケースがあるそうな。
このイベントは、大阪でも 2015年7月14日に開催するようです。
そして来年もやる予定らしい・・・
以上、vCloud Conference の話でした。