VMware Workstation 9から新しく追加された機能です。
この機能を使えば、HTML5対応ウェブブラウザを経由しWorkstationやESXi上の仮想マシンにアクセスができます。
HTML5対応ブラウザさえあれば、使えるのでiPadなどのタブレットからも利用できます。
このWSX機能を使う為には、WorkstationがインストールされているPC上でWSXサービスをインストールする必要があります。
WSXサービスをインストールすると、WSX Serverが同時にインストールされます。で、利用者はウェブブラウザから、このWSX Serverにアクセスをするというイメージです。
インストールは簡単でここからファイルをダウンロードし、インストールするだけです。あとはブラウザからhttps://WSX Server:8888 にアクセス~!
ログイン画面です。ログインアカウントは、WSX ServerがインストールされているPCのLocal Administratorsのメンバーだけです。まだAD認証はサポートしていません。
ログイン直後の画面です。ローカルレポジトリのVM、ESXiを追加できるようになっています。
ローカルレポジトリ(Shared VM)フォルダに格納されているVMのみ利用できます。
ESXi 1台を追加し、ホスト上のVM一覧が取得されている画面です。
この機能、結構便利ですが、残念ながらまだプロトタイプ段階とのです。なのでサウンドやAD認証などがサポートされていなかったり、ブラウザによっては肝心なコンソールが表示されなかったりしてます。
まあ、改善内容によっては、タイプ2ハイパーバイザーとして、Workstationが選ばれる大きいなメリットになるには違いないと思いますね。
PS 1.>一応stable(?)バージョンは1.0.2です。で、この前1.1のベータも公開されました。