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自宅ラボで NSX-T 2.4 環境を構築する。Part.8

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NSX-T のネステッド ESXi 環境を利用したラボを構築してみます。

今回は、NSX-T 外部/オーバーレイ ネットワークの境界になる、Tier-0 論理ルータを追加します。

 

前回はこちら。

自宅ラボで NSX-T 2.4 環境を構築する。Part.7

 

下記の構成イメージの、赤枠の部分が、今回の対象です。

NSX-T_Lab-2019_setup_Part08.png

 

VLAN 論理スイッチの作成。

VLAN 論理スイッチは、NSX Manager の

「システム」→「ファブリック」→「スイッチング」→「スイッチ」画面の、「追加」から実施します。

nsxt-edge-uplink-01.png

 

論理スイッチの、名前、トランスポート ゾーン、VLAN ID を指定します。

ここのトランスポート ゾーンで、VLAN トランスポート ゾーンを選択する必要があります。

ここで指定する VLAN ID は、NSX Edge の管理ネットワークではなく、ルーターとして利用するアップリンクの VLAN です。

ただし、管理ネットワークと同じ VLAN ID も指定可能です。

※まちがえてオーバーレイ トランスポート ゾーンを選択した場合、論理スイッチは削除して再作成します。

nsxt-edge-uplink-02.png

 

VLAN 論理スイッチが作成されました。

「トラフィック タイプ」で VLAN ID が正しいことを確認しておきます。

nsxt-edge-uplink-03.png

 

Tier-0 ルータの作成。

Tier-0 の論理ルータは、NSX Manager の

「システム」→「ファブリック」→「ルーター」→「ルーター」画面の、

「追加」→「Tier-0 ルーター」から実施します。

nsxt-edge-uplink-12.png

 

ルーターの名前と、Edge クラスタを指定します。

ラボでは Tier-0 ルーターでの SNAT も利用したいため、

高可用性モードは「アクティブ / スタンバイ」を指定しています。

 

「追加」でルーターが作成されます。

これは VM を展開するわけではなく、NSX Edge の内部にルータを作成します。

nsxt-edge-uplink-13.png

 

Tier-0 ルータのアップリンク ポートの作成。

作成された Tier-0 ルータの「設定」→「ルーター ポート」を開き、「追加」をクリックします。

nsxt-edge-uplink-15.png

 

ルーター ポートの、名前、トランスポート ノード、論理スイッチを指定します。

論理スイッチでは、さきほど作成した VLAN 論理スイッチを指定します。

タイプは「アップリンク」、オーバーレイ ネットワークの経路ではないので MTU は 1500 にしておきます。

nsxt-edge-uplink-17.png

 

IP アドレスと、プレフィックス長(サブネットマスクのビット数)を入力して、「追加」します。

nsxt-edge-uplink-18.png

 

同一ネットワーク セグメントからであれば、

作成したポートの IP アドレスへ ping などで疎通がとれるようになるはずです。

nsxt-edge-uplink-19.png

 

もうすこし続く・・・

自宅ラボで NSX-T 2.4 環境を構築する。Part.9


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