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自宅ラボで NSX-T 2.5 環境を構築する。Simplified UI 編。Part.1

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NSX-T 2.4 から、NSX-T の Web UI が大きく変更されました。

特に大きな変更点として、従来の NSX-T の操作/設定は「ネットワークとセキュリティの詳細設定」画面に移動され、

あらたに「ネットワーク」「セキュリティ」といったシンプルな画面が追加されています。

(Simplified UI と呼ばれたりするようです。)

そこで、あらたな UI に慣れるべく NSX-T 2.5 のラボ環境を「ネットワーク」画面から作成してみます。

 

NSX-T 2.5 の Web UI の様子。

NSX-T の Simplified UI での「ネットワーク」「セキュリティ」の部分です。

 

新しい「ネットワーク」画面です。

以前とはオブジェクトの名前が変更(例えば「Tier-0 ルータ」が「Tier-0 ゲートウェイ」に)されています。

これらは名前が変更されただけではなく、以前の方法で作成されたオブジェクトとは

別種類のものとして扱われます。

nsxt-25-ui-01.png

 

新しい「セキュリティ」画面です。

nsxt-25-ui-02.png

 

従来どおりの操作も「ネットワークとセキュリティの詳細設定」画面から可能です。

たとえば「ネットワーク」画面で作成されたオブジェクトは、こちらの画面にも表示されますが、

基本的には設定変更などは不可で、作成された「ネットワーク」画面側で操作することになります。

nsxt-25-ui-03.png

 

Simplified UI は、NSX-T の Policy API をベースとしたもので、

今後の NSX-T では、従来からの API ではなく Policy API がおもに使用される想定のようです。

 

NSX-T Data Center 2.5 の API Guide は、下記の Web サイトで確認することができます。

NSX-T Data Center REST API - VMware API Explorer - VMware {code}

 

リファレンス見出しの抜粋をもとに説明すると、

おおまかに下記のようなイメージとして捉えるとよさそうです。

  • 2 API Methods
    • 2.1 AAA
    • 2.2 Cloud Service Manager
    • 2.3 Management Plane API ★従来の NSX-T UI のベースとなる API(今の「~詳細設定」)
    • 2.4 Nsx-Intelligence
    • 2.5 Policy ★新たな Simplified UI のベースとなる API
    • 2.6 Upgrade

 

今回のラボ環境構築の流れ。

今回作成する NSX-T の環境は、以前に紹介した  NSX-T 2.4 環境と同様のものです。

環境のイメージについては、下記の投稿にあります。

自宅ラボで NSX-T 2.4 環境を構築する。まとめ

 

Simplified UI の「ネットワーク」画面から操作するのは、

Tier-0 ルータ / Tier-1 ルータ / 論理スイッチといったコンポーネントです。

その前提となる トランスポート ノード や Edge クラスタのセットアップについては、ここでは省略します。

以前に投稿した内容ですと、下記(Host / Edge トランスポート ノードのセットアップ)までは実施ずみとしています。

自宅ラボで NSX-T 2.4 環境を構築する。Part.7

 

以前の「VLAN 論理スイッチ」にあたる「VLAN セグメント」と、

「Tier-0 論理ルータ」にあたる「Tier-0 ゲートウェイ」の作成から始めます。

以前の投稿では下記にあたります。

自宅ラボで NSX-T 2.4 環境を構築する。Part.8

 

 

それでは、

つづく・・・

自宅ラボで NSX-T 2.5 環境を構築する。Simplified UI 編。Part.2


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