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vSphere with Kubernetes 環境構築。Part-03: 仮想マシン ストレージ ポリシー準備編

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引き続き、vSphere with Kubernetes を体験するためのラボ環境構築をしていきます。

 

前回の投稿はこちら。

vSphere with Kubernetes 環境構築。Part-02: vSphere 事前準備編

 

今回は、vSphere with Kubernetes にかかわる機能が ESXi のデータストアを選択するときに利用する、

「仮想マシン ストレージ ポリシー」の作成です。

 

たとえば、Supervisor Cluster を有効化する際に、データストア指定のかわりに、

仮想マシン ストレージ ポリシーを選択します。

※これは、後程実施する手順のものです。

wcp-03-41.png

 

具体的には、下記のような作業をします。

  • vSphere の機能で「タグ」を作成。
  • データストアにタグを付与する。
  • タグをもとにデータストアを選択する、仮想マシン ストレージ ポリシーを作成。

 

ただし、vSAN データストアを利用する場合は、デフォルトで作成される「vSAN Default Storage Policy」でラボ構築をすすめられるので、次の投稿にスキップしても大丈夫です。 今回のラボでは vSAN ではなく、NFS データストアを利用するため、仮想マシン ストレージ ポリシーの追加作成をしています。

 

vSphere の「タグ」作成。

「タグとカスタム属性」メニューを開きます。

wcp-03-02.png

 

「タグ」画面にある「新規」リンクから、「タグの作成」画面をひらいて、

「新しいカテゴリの作成」をクリックします。

wcp-03-04.png

 

下記のようにカテゴリを作成します。

  • カテゴリ名: datastore-category
  • オブジェクトあたりのタグ数: 1つのタグ
  • 関連付け可能なオブジェクト タイプ: 「データストア」のみチェック On にする。

wcp-03-06.png

 

「タグの作成」画面にもどり、下記のようなタグを作成します。

  • 名前: wcp-demo
  • カテゴリ: datastore-category (直前に作成したカテゴリを選択している)

wcp-03-07.png

 

タグが作成されました。

wcp-03-08.png

 

データストアへのタグ割り当て。

データストアの「サマリー」画面で、「割り当て」をクリックします。

wcp-03-09.png

 

直前の手順で作成したタグを選択します。

wcp-03-10.png

 

データストアに、タグが割り当てられました。

wcp-03-11.png

 

仮想マシン ストレージ ポリシーの作成。

「ポリシーおよびプロファイル」メニューを開きます。

wcp-03-21.png

 

「仮想マシン ストレージ ポリシー」にある、

「仮想マシン ストレージ ポリシーの作成」をクリックします。

wcp-03-22.png

 

仮想マシン ストレージ ポリシー名を入力します。

今回は「vm-storage-policy-wcp」にしています。

wcp-03-23.png

 

「データストア 固有のルール」で、「タグ ベースの配置ルールを有効化」を On にします。

wcp-03-24.png

 

ルール1 には、先ほど作成した  カテゴリ/タグ を指定します。

  • タグ カテゴリ: datastore-category
  • 使用量オプション: 以下のタグ付けをされたストレージを使用
  • タグ: 「wcp-demo」が指定された状態にする。

wcp-03-27.png

 

「ストレージ互換性」で、タグを付与したデータストアが表示されることを確認します。

wcp-03-28.png

 

仮想マシン ストレージ ポリシーが作成されました。

wcp-03-30.png

 

続く。


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