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vSphere with Kubernetes ラボ環境構築。Part-06: ホスト トランスポート ノード準備編

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引き続き、vSphere with Kubernetes を体験するためのラボ環境構築をしていきます。

今回は、ESXi を ホスト トランスポート ノードとして設定します。

 

前回はこちら。

vSphere with Kubernetes ラボ環境構築。Part-05: NSX Manager 設定編

 

今回、NSX Manager と連携する vCenter / ESXi では、すでに vDS を構成してあります。

NSX-T のオーバーレイ ネットワークでは MTU を 1600 以上にしますが、

NSX による仮想スイッチを vDS 7 に統合する場合は、MTU は vDS 側で設定します。

今回はネステッド環境なので、ネストの外側の仮想スイッチでも MTU を 1600 にしてあります。

wcp-06-image.png

 

ホスト アップリンク プロファイルの作成。

NSX Manager にログインして、

「システム」→「設定」→「ファブリック」→「プロファイル」を開きます。

そして、「アップリンク プロファイル」タブの「追加」から、

「アップリンク プロファイルの作成」を開いて、設定値を入力していきます。

 

アップリンク プロファイルの名前は「uplink-profile-esxi」にしています。

wcp-05-02.png

 

そのまま下にスクロールして、「デフォルトのチーミング」に、アップリンクの名前を入力します。

今回は、チーミング ポリシーが「フェイルオーバーの順序」なので、アクティブ / スタンバイです。

  • アクティブ アップリンク: uplink-1
  • スタンバイ アップリンク: uplink-2

 

のこりは、次のような設定にしています。

  • トランスポート VLAN: 71
  • MTU: 空欄のまま。(vDS 側で設定するため)

wcp-05-03.png

 

アップリンク チーミング ポリシーが作成されました。

wcp-05-04.png

 

トランスポート ノード プロファイルの作成。

「システム」→「設定」→「ファブリック」→「プロファイル」を開きます。

そして、「トランスポート ノード プロファイル」タブの「追加」から、

「トランスポート ノード プロファイルの追加」を開いて、設定値を入力していきます。

 

アップリンク プロファイルの名前は「tn-profile」にしています。

wcp-05-22.png

 

少し下にスクロールし、「ノード スイッチの作成」では次のように入力しています。

  • タイプ: VDS
  • モード: 標準
  • 名前: vCenter は「lab-vc-03」、vDS は「DSwitch」を選択。
  • トランスポート ゾーン: nsx-overlay-transportzone
    (オーバーレイ トランスポート ゾーンのみ。VLAN トランスポート ゾーンは必須ではない)

wcp-05-23.png

 

ふたたび下にスクロールして、残りのパラメータを入力して「追加」をクリックします。

  • アップリンク プロファイル: uplink-profile-esxi
  • IP の割り当て: IP プールを使用
  • IP プール: ip-pool-tep
  • チーミング ポリシー スイッチ マッピング → uplink-1: アップリンク 1
  • チーミング ポリシー スイッチ マッピング → uplink-2: アップリンク 2

wcp-05-24.png

 

トランスポート ノード プロファイルが作成されました。

wcp-05-25.png

 

ホスト トランスポート ノードの設定。

vSphere Cluster 単位で、ESXi にトランスポート ノード プロファイルを適用します。

 

「システム」→「設定」→「ファブリック」→「ノード」を開きます。

そして、「ホスト トランスポート ノード」タブの「管理元」で vCenter(ここでは lab-vc-03)を選択します。

 

vSphere の Cluster(ここでは wcp-cluster-01)を選択して、「NSX の設定」をクリックします。

wcp-05-31.png

 

トランスポート ノード プロファイル(tn-profile)を選択し、「適用」します。

wcp-05-32.png

 

処理の完了をしばらく待ちます。たまに「更新」をクリックて様子を見ます。

wcp-05-33.png

 

処理完了すると、「NSX 設定」が「成功」になるはずです。

wcp-05-34.png

 

vSphere Client から vDS を見ると、「NSX スイッチ」になっています。

wcp-05-36.png

 

まだつづく。

vSphere with Kubernetes ラボ環境構築。Part-07: NSX Edge デプロイ編


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