前回につづき、
vSphere Big Data Extensions(BDE)をセットアップしていきます。
前回はこちら・・・
vSphere で Hadoop してみる。(Big Data Extentions) 第1回
まずは、BDE の vApp を起動します。
vApp に含まれる VM のうち、
BDE 管理サーバ(management-server)だけがパワーオンされます。
management-server をコンソールで開くと
初期パスワードが表示されているので、
このまま Enter キーなどを押して serengeti ユーザでログインして
すぐ下に表示されているコマンドラインでパスワードを変更します。
※ちなみに、SSH で ログインしてパスワード変更することもできます。
パスワード変更は、こんな感じです。
[serengeti@192 ~]$ sudo /opt/serengeti/sbin/set-password -u
New password: ★パスワードを入力する。
Retype password: ★もう一度パスワードを入力する。
[serengeti@192 ~]$
Web Client に BDE のプラグインを登録します。
下記の URL にアクセスすると、登録画面が表示されます。
https://<management-server の IP アドレス>:8443/register-plugin/
「Install」を選択して、vCenter のアドレスと
vCenter にログインできる管理者ユーザ名 / パスワード を入力します。
「Big Data Extentions Package URL」の
IP アドレスの部分は、起動した BDE 管理サーバのものです。
入力したら「Submit」します。
「Installation successful! ~」と表示されます。
Web Client にログインしなおすと・・・
BDE のプラグインが登録されています。
アイコンをクリックして、BDE の画面を開きます。
BDE の管理サーバに接続します。
「Geting Start」のタブで
「Connect to a Serengeti Server」をクリックします。
※Serengeti Server は、BDE 管理サーバのことです。
インベントリから、management-server を選択して「OK」をクリックします。
証明書の警告が出ますが「OK」をクリックします。
BDE 管理サーバが登録されて、
Big Data Cluster 作成などができるようになりました。
これで、GUI (この Web Client)から Hadoop クラスタがデプロイできるようになります。
「Summary」タブでも、
BDE 管理サーバが登録されたことがわかります。
ちなみに、BDE 管理サーバに SSH でログインすると
CLI で Hadoop クラスタをデプロイすることもできます。
日本語環境の都合でバックスラッシュが「\」になって
CLI ログイン時の serengeti のロゴがうまく表示できてませんが・・・
以上、BDE のセットアップでした。まだつづく・・・